就寝時の明るさについての実験
現代人の皆さん、体重増加が悩みの種、となっていませんか。就寝時の明るさが体重の増減に関係があると言ったら驚かれるかもしれませんね。あるネズミを使った実験があります。それはネズミの就寝時の明るさについての実験でした。
ネズミ達を3つの明るさの違うゲージにそれぞれ入れて、飼います。毎日の食事量や運動量についてはこまかに記録していきます。まず、一種類目のゲージは、24時間明るくしておきます。二種類目のゲージは、一定のサイクルで明るさを変えます。16時間は明るくしておき、8時間は暗くします。三種類目のゲージは、二種類目のゲージと同じく、明るくするのは16時間、暗くするのは8時間なのですが、暗くする8時間を「夜間」にしました。
もっとも体重増加したネズミがいたのは、どのゲージだったでしょうか。それは、一種類目と二種類目のゲージでした。つまり、夜間も光を浴び続けたネズミが体重増加となったわけです。約50%も増加したそうです。このとき、どのゲージにいるネズミも、運動量や食事の量に違いはなかったということです。
それなのに、50%も体重増加するというのは、驚愕に値するといっても過言ではありません。知人にこんな人がいます。太っていることを大変悩んでいらっしゃって、食事制限などをしたり、甘いものを避けたりもしているのですが、どうも芳しくない、といつも愚痴を言っているのです。しかし、よく聞いてみますと、この方は深夜までテレビを見たりして起きていることが多く、夜中の1時頃が普段の就寝時刻、夜中2時ごろになるのも珍しくないということでした。本来暗くして寝るべき時間に光を浴びているだけで、体重増加の一因を作っているというこは、注目すべきことですね。